「あなたはマジックを信じますか?」と問うチ・チャンウクの笑顔にドキッ!

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ミュージカルファンタジードラマの『アンナラスマナラ―魔法の旋律―』は、高校生の女の子たちが、ある噂話をしているところから始まる。絵本の世界に引き込まれそうな感覚でいると、生徒たちが急にミュージカルを見ているように歌い踊りだす。どんなドラマなのか? 想像がつかないが面白そうだ。




リウルは本物のイケメン魔術師だ

登場人物は、廃墟の遊園地に住む不思議な魔術師のリウル(チ・チャンウク)と、生活が貧しくて早く大人になりたい高校生のユン・アイ(チェ・ソンウン)。そして、アイのクラスメイトで成績トップのナ・イルドゥン(ファン・イニョブ)と同級生、親、先生などが絡んで物語は進んでいく。
このドラマ、リウル役のチ・チャンウクが本当に格好いい。
シルクハットをかぶり、「あなたは、マジックを信じますか」とやさしい声で問う。
そして、「アンナラスマナラ」と呪文をささやく。その声も笑顔もとにかくみんないい。
魔術師と聞くと、何やら怪しげな感じがするがリウルは違う。
リウルのマジックはスケールが大きい。
まるでアトラクションのようでもあり、とても幻想的だ。そして、何よりこんなマジックができるのはリウルが本物だからか……。




また、リウルのマジックには意味がある。
アイに自分を信じること、進みたい道を選ぶことなど、夢のような光景とともに勇気を与える。
リウル自身、辛いことがあったのだろう。
「うまくいく、こんな苦しみなんて何ともない」
呪文を唱えると幸せな記憶が思い浮かび、こう思えるというのだ。
また、このドラマは考えさせられるドラマでもある。
「決められた枠の中でしか夢を抱けない世の中」
「自分らしくありたいのに、なぜ私たちは人と違うことをしないように頑張っているのかな」など。
心に残る言葉が散りばめられている。
ファンタジードラマでありながら、「これからの人生、勇気をもって自分らしく生きていこう!」というメッセージも感じられた。
そうそう、このドラマにはサスペンスもあったのだ。




チ・チャンウクの素敵な笑顔と歌声に癒されてすっかり忘れていた。
リウルがささやく、「アンナラスマナラ」。この呪文は何回聞いてもいい。
ファンタジックなドラマで、映像も不思議な世界観があった。
アイとイルドゥンがどんな大人になり、魔術師リウルがどう歳を重ねているのか?
続編があったらいいのに、と思う。
リウルが次はどんなマジックで夢の世界に連れて行ってくれるのか……。
見たい気がする。

文=須坂のりこ

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