韓国社会のルールブック「第34回・出前」

このエントリーをはてなブックマークに追加

どこへでも行く!

一度、面白い光景を見ました。
「どこまで配達してくれるの?」
そう尋ねられた中華料理の出前担当が大きな声で叫んでいました。
「馬羅島(マラド)まで行きますよ!」
この言葉には笑ってしまいました。
馬羅島は済州島(チェジュド)の南にある韓国最南端の島です。現実的にそこまで配達するのは無理ですが、「そこに行くくらいの気持ちはあるよ」と出前担当は強調していたのです。
つまり、「あなたが望むなら、たいていの場所に行きます」というわけです。
ソウルの漢江(ハンガン)といえば、川の周辺は市民の憩いの場所ですが、その中の公園でのんびりしていると、面白い光景をよく見ます。




公園にいる人のために、チャジャンミョンや鶏の唐揚げを配達する人がよく現れるのです。韓国では公園に配達してくれるのは当たり前。これは本当に便利です。

文=「ロコレ」編集部

韓国社会のルールブック「第1回・老舗」

韓国社会のルールブック「第2回・料理」

韓国社会のルールブック「第35回・葬儀」

固定ページ:
1

2

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る