セリフがない二分半/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』7

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

韓国tvNで放送されている『二十五、二十一』は、3月27日の放送によって第14話が終わり、いよいよ残りは2話となった。その第14話では、終盤に「セリフがない二分半」の印象的な場面があった。

画像提供=tvN




映像が雄弁に語る

キム・ジヨンが演じるコ・ユリムは家庭の経済問題のために国籍をロシアに変更することになった。
そのことをペク・イジン(ナム・ジュヒョク)は真っ先に報道した。記者としての自分の本分を全うした結果だった。
しかし、大事な人を傷つけた事実に苦しむ。帰り道のバスの中で人々がコ・ユリムを非難する声を聞いたペク・イジン。街角のコ・ユリムのポスターも無惨にはがされて捨てられていた。
極端に落ち込むペク・イジンは「思い出のトンネル」に来る。壁に落書きがあって、「コ・ユリム、売国奴」という文字が見えている。
ペク・イジンは泣き崩れてしまう。
そこに、ナ・ヒド(キム・テリ)が現れる。彼女はジッとペク・イジンを見ている。手にしているのは、落書きを消すための道具だ。それを持ったままナ・ヒドはペク・イジンの前にずっと立っていた。




彼が身近な人を傷つけた事実は変わらない。しかし、ナ・ヒドは声で非難するわけではない。ただペク・イジンを見ていたのだ。
この場面では二分半の間にセリフがなかった。しかし、映像がセリフよりも雄弁に2人の対照的な姿を物語っていた。
本当に記憶に残る「二分半」だった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

最後の5分/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』1

ハラボジの応援/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』2

その年の夏は私たちのものだった/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』8

関連記事

  1. 『マイ・ディア・ミスター』を振り返る3「物語の展開が面白い」

  2. 終盤に向けて『コッソンビ』の登場人物が熱い!

  3. 名作再現『春のワルツ』1/ユン・ソクホ監督インタビュー(前編)

  4. ギフンの悪夢/マイ・ディア・ミスター再び3

  5. ズバリ!韓国ドラマにツッコミを入れてみる

  6. 『クイーンメーカー』はソウル市長選が舞台のヒューマンドラマ!

  7. パク・ヒョンシクの演技を称賛したチャン・ドンゴン!

  8. 大ヒットしている『涙の女王』!

  9. 『赤い袖先』で国王と宮女の愛の行方にワクワクする

PAGE TOP