朝鮮王朝では「王位継承をめぐる骨肉の争い」が多かった(特別編)

このエントリーをはてなブックマークに追加

朝鮮王朝の歴史が「題材の宝庫」

その4。
15代王・光海君(クァンヘグン)は、即位後に実兄や異母弟を殺害。その光海君をクーデターで追放して即位した16代王・仁祖(インジョ)は、自分とまったく意見が食い違った後継者の長男を毒殺した疑いが濃い。
光海君と仁祖。2人とも時代劇によく出てくる王だが、骨肉の争いの張本人でもあったのである。
以上のように、朝鮮王朝では王位をめぐって王家の中で熾烈な争いがひんぱんに起こっていた。
まるで日本の戦国時代を思わせるような下克上もあり、大事件の陰には複雑な人間模様が随所に見られた。




その部分がまたドラマの恰好のネタになったのは確かで、朝鮮王朝の歴史そのものが「題材の宝庫」になっていた。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

李芳遠(イ・バンウォン)は太宗(テジョン)になって何をしたのか?

朝鮮王朝おもしろ人物列伝(6代王・端宗編)

朝鮮王朝おもしろ人物列伝(12代王・仁宗編)

朝鮮王朝の歴史に異彩を放った光海君(クァンヘグン)の生涯!

人質から帰った昭顕世子を仁祖はどう迎えた?

固定ページ:
1 2

3

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る