韓国時代劇は面白い新作が次々に生まれているが、特に古代を舞台にした作品を見るときに役立つのが『新版 知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄』（実業之日本社発行）である。11月5日に発刊された。
『新版 知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄』（康熙奉〔カン・ヒボン〕著／実業之日本社発行）
歴史の理解に欠かせない
新刊として発行された『新版 知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄』の著者は康熙奉（カン・ヒボン）氏。この本について次のように語っている。
「新刊は三国時代(高句麗、百済、新羅)や高麗時代が舞台になっている時代劇を取り上げています。そして、そうしたドラマに登場する主人公たちの人物像をわかりやすく説明しています。また、ドラマで描かれている歴史が史実とどう違っているかを解説しており、史実とフィクションの違いも本書によって明らかになっていくでしょう。それだけに、韓国時代劇を見る際の手引書としても新刊を活用できます」
実際、取り上げている時代劇は、『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』『花郎(ファラン) 希望の勇者たち』といった最近放送された時代劇から『善徳女王』『奇皇后』のような定番の人気ドラマまで多彩である。こうしたドラマを見る際にも、『新版 知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄』は描かれている歴史の理解に欠かせない本になっている。
〔著者〕
康 熙奉（カン・ヒボン）
１９５４年東京生まれ。在日韓国人二世。韓国の歴史・文化や日韓関係を描いた著作が多い。主な著書は『悪女たちの朝鮮王朝』『韓流スターと兵役』『韓国ドラマ＆Ｋ－ＰＯＰがもっと楽しくなる！かんたん韓国語読本』『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』など。最新刊は11月5日発売の『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王宮 王妃たちの運命』と『新版 知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄』。
〔書籍情報〕
書名／『新版 知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄』
内容／高句麗・百済・新羅が覇権を争った三国時代から高麗時代までの歴史と英雄を描きながら、『花郎』や『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』などの傑作時代劇も紹介している。
著者／康熙奉（カン・ヒボン）
発行／実業之日本社
価格／1000円＋税
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