『イ・サン』の主人公の正祖は本当に名君だった?/時代劇特選2

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朝鮮王朝時代の名君と言えば、なんといっても、ハングルを作った4代王・世宗(セジョン)があまりに有名だ。今でも韓国の小学校に行けば世宗の銅像がよくあるし、1万ウォン紙幣の肖像画になっている。この世宗に名声では及ばないが、匹敵するほどの名君だったと言われているのが22代王の正祖(チョンジョ)である。

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本好きだった意外な理由

518年間続いた朝鮮王朝には27人の王がいた。
暴君、凡庸な王、情けない王、名君と様々な王がいたが、学問に一番精通した王が正祖であった。
「学問の道に進んでいれば、大学者になっていたことだろう」
そう評価されるほど、正祖の文才と博識は際立っていた。
元来が頭脳明晰ではあったが、それ以上に大きかったのは、夜通し読書にいそしんだということだ。




といっても、ただの本好きではない。もっと切実に、夜に本を読まなければならない事情があった。
それは、寝ている間に暗殺されることを防ぐためだった。
(ページ2に続く)

『イ・サン』が描いた英祖と思悼世子の悲劇とは?/時代劇特選1

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