韓国のビックリ/特選K「韓国の結婚式はどう行なわれるのか」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

こんなエピソードがある。スピード違反で検挙された人が、警察官から「今度結婚式を挙げるんだけど、出席してくれるなら大目に見てあげる」と言われたそうだ。見ず知らずの警察官がまさか……。信憑性はわからない。しかし、この話を聞いた韓国の人が思わず納得してしまうほど、韓国では「結婚式は出席者が多ければ多いほどいい」と考えられてきた。




食事はビュッフェ

時代は変わってきた。
それでも「たくさんの人に結婚式に来てもらうほど、結婚する2人は幸せになれる」という風潮は変わらない。
たとえば、韓国の結婚式で招待状を送る際には、仮に500人から出席するという返事をもらっても、実際には700人くらいが来ると読んで準備をする。出席の返事をしていなくても急に来たり、招待していないのに来たりするからだ。
また、招待を受けた人が、「今度の日曜日に予定がないなら、一緒に結婚式へ行こうよ」と気軽に友人を誘って結婚式に出席することもある。
日本の場合、結婚式・披露宴ともにホテル内の会場で行われることがよくあるが、韓国ではキリスト教が浸透していることもあり、教会で式を挙げる人が多い。また、礼式場(イェシッチャン)と呼ばれる結婚式専用の会場も多く利用されている。




韓国では結婚式が終わると披露宴会場に移り食事をするが、たいていビュッフェ形式の食事になる。
結婚式に来た人たちはご祝儀を渡すと、引きかえに食事券をもらい、披露宴会場に入っていく。
(ページ2に続く)

韓国のビックリ/特選A〔韓国の老舗とは?〕

韓国のビックリ/特選B〔韓国料理の特徴とは?〕

韓国のビックリ/特選C〔朝鮮王朝の死罪の方法とは?〕

韓国のビックリ/特選I「韓国社会を支える女性たち」

韓国のビックリ/特選J「コリアンタイムとは何か」

固定ページ:

1

2

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る