入隊前のパク・ボゴム特集1「『雲が描いた月明り』のイ・ヨンとは?」

このエントリーをはてなブックマークに追加

謎多き最期

1827年、18歳になった孝明世子は、高い知性と政治感覚をもつ人物に成長した。 息子の能力を高く評価した純祖は、孝明世子に政治を代行させるなど多大な期待をかけるが、母である純元王后の心境は複雑だったことだろう。
孝明世子が才能を発揮するほど、安東金氏の勢力が弱体化していき、息子の妻の一族である豊壌趙氏の力が大きくなるからだ。
母と妻。両者の間に立つ孝明世子の立場は厳しかった。
そうした心労がたたってか、孝明世子は1830年に21歳で世を去ってしまう。孝明世子の死によって、豊壌趙氏の影響力は弱まり、朝鮮王朝は再び安東金氏が権力を牛耳る時代に戻ってしまう。王の代理として善政を行なっていた孝明世子の早すぎる死に、多くの民が涙したと言われている。




ちなみに、孝明世子の死因は現在も判明していない。幼少時から病弱だったことから、病に倒れたという説が有力だが、なかには「安東金氏による毒殺」という説まである。
『雲が描いた月明り』では、史実での孝明世子のように、民のための王になろうとするイ・ヨンの姿が描かれる。

文=「ロコレ」編集部

入隊前のパク・ボゴム特集2「主人公イ・ヨンを語る」

入隊前のパク・ボゴム特集3「温かい人柄を実感!」

入隊前のパク・ボゴム特集4「試練が与えた優しさ」

入隊前のパク・ボゴム特集5「家族の絆を実感!」

入隊前のパク・ボゴム特集6「時代劇屈指のキャラクター」

固定ページ:
1

2

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る