イ・ソジンは『イ・サン』でどのように役作りを行なったのか(特別編)

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韓国時代劇に出てくる朝鮮王朝の国王というと、玉座にじっと座っているだけ、というイメージがあった。そんな印象をガラリと変えたのが『イ・サン』だった。イ・ソジンが演じた正祖(チョンジョ)は剣の達人でもあった。




見事な剣さばき

イ・ビョンフン監督は『イ・サン』の中で正祖をスーパースターのように描いていた。なにしろ、刺客が襲ってきたら素手で対処し、その刺客を見事な立ち回りで返り討ちにしてしまうのだ。
演じていたイ・ソジンの剣さばきも見事であった。
そんなアクションシーンについてイ・ソジンはこう語っている。
「イ・ビョンフン監督から当初は『アクションシーンはそれほど多くないから、あえて練習の必要はない』と言われていたのですが、撮影が始まると、私のアクションシーンがとても多かったのです。それでも、初めのうちはほとんど自分で演じ、代役はあまり使いませんでした」
危険なアクションシーンを自分でやり通すというのは大変なことだ。幸いに、大きなケガはなく、かすり傷くらいで済んだという。
「私がケガをすると撮影に支障をきたすものですから、イ・ビョンフン監督から代役を使うように勧められました。それより、王になってからはアクションシーンがかなり減りましたね」




確かに、アクションシーンが減ったのだが、その代わりに、人間味のある国王としての印象が強くなった。
役作りについてもイ・ソジンはこう述べている。
「最初は歴史書など資料を読みました。ところが、イ・ビョンフン監督から『あまり資料を読むな』と言われました。書籍によって観点も変わるし、固定観念ができることを心配されたようです」
(ページ2に続く)

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