記憶に残っているシーンは?
さらに、撮影時の思い出が続く。
「『イ・サン』の撮影の時、ハン・ジミンさんは、本当に善良でまっすぐな人だと思いますね。『イ・サン』はとても長い期間、共演者と撮影をともにした作品であり、仲間のように楽しく撮影をしたので、呼吸も良かったと思います」
やはり、『イ・サン』があれほどの傑作になったのは、俳優や制作陣のチームワークがとても良かったからだ。
さらに、イ・ソジンは『イ・サン』で正祖を演じて特に記憶に残っているシーンについて語っている。
「ソンヨンとの愛の場面は良かったですね。伝統的な時代劇が見せてくれる硬くて通俗的なメロドラマではなく、現代劇で見られるような、胸がドキドキしてロマンチックな恋愛を表現したと思います」
最後にイ・ソジンは『イ・サン』の見どころについて述べた。
「『イ・サン』は何と言っても長い作品ですからね(全77話)。ある一部分だけ見て『イ・サン』を理解することは難しいことだと思います。周辺の人々に印象深かった場面を聞いて見ると、子役俳優から私に変わる時点で、子役俳優が演技した声のトーンや、話し方、行動なんかを、そのまま受け継いだような場面が良かった、と。もう1つは、ソンヨンにウインクするシーンが、時代劇では見られなかった場面だから印象的だと言ってましたね」
構成=「ロコレ」編集部
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