BTS(防弾少年団)の兵役免除も結局は実現しなかったのか

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韓国では、優れた活動で国家に貢献した人に兵役免除の特例を与える制度がある。この制度では今まで大衆文化が対象外になっており、BTSの世界的な人気によって兵役免除の改定が期待されたのだが……。

写真=BTS Facebook




様々な問題提起

現行の兵役免除制度はどのようになっているのか。
スポーツの分野では「オリンピックのメダリスト」「アジア大会の金メダリスト」が対象者になっている。
芸術の分野では「国際芸術コンクール2位以上の入賞者」「国内芸術コンクール1位の入賞者」が免除されることになっている。
しかし、芸術分野ではクラシックや国楽だけが対象となっていて、一番ファンに親しまれている大衆文化が除かれている。
こうした不公平感をさらに増大させたのが、BTS(防弾少年団)の人気が世界中に拡大したことだ。
BTSが兵役免除にならないのはおかしい、という意見が強くなってきた。加えて、従来の兵役免除制度が「実情に合っていない」という問題も提起されるに至った。




そこで、兵務庁と文化体育観光部は共同で、スポーツ選手と芸術家に対する兵役特例制度(兵役免除)の改善を検討する作業部会を2018年10月に発足させて論議を深めてきた。
その最終結果は2019年9月にも出る予定になったのだが……。
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