兵役を終えて芸能界に戻ってきたイ・ミンホ。彼の復帰作が『ザ・キング:永遠の君主』である。脚本が超大物のキム・ウンスク作家ということで注目されているが、イ・ミンホの共演相手になるのがキム・ゴウンだ。彼女は『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』でも見事な演技を見せていた。
難しいキャラクター
キム・ゴウンは、映画『ウンギョ 青い蜜』でセンセーショナルなデビューを飾った。それから、いくつかの映画で非常に個性的な役を演じた後、ドラマでは『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』で、パク・ヘジンと不思議なラブストーリーを展開していた。
『シークレット・ガーデン』『太陽の末裔』『トッケビ』で知られる超人気脚本家のキム・ウンスク作家は、『トッケビ』のときにコン・ユの相手役としてキム・ゴウンを選んだ。
その理由は何か。
それは、ドラマを見続けているとよくわかってくる。現世をさまようトッケビに対してその花嫁になる女性には、いかにも現代的な活発さと苦境にも負けないバネの強さが必要だったのだ。そうでなければ、トッケビの花嫁として死神や幽霊のような人物たちと一緒の生活を送れるわけがない。
これほど難しいキャラクターなので、よほどの演技の裏付けがないと役になりきるのは難しい。そういう理由もあって、演技に定評があるキム・ゴウンがヒロインに選ばれたのであった。
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