パク・ボゴムやコン・ユなど韓国の俳優はなぜ大卒が多いのか

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韓国の俳優の経歴を見ると、多くの人が大学の演劇・映像関連学科を卒業している。ここが、日本の芸能界と大きく違う点だ。なぜ、日本と韓国でこれほど違うのか。その理由を考えてみよう。




演劇関連学科の数が多い

パク・ボゴムは明知(ミョンジ)大学の映画音楽学科に進み、忙しい芸能活動と並行して学業に励み、見事に卒業している。
コン・ユの場合も、名門の慶熙(キョンヒ)大学の演劇映画学科を卒業し、さらに大学院も出ている。
彼らに代表されるように、韓国の俳優の多くが大卒だ。
なんといっても、韓国には著名な総合大学の多くに演技を学ぶための演劇・映像関連学科が存在している。
その数は40以上。日本とは比べられないほど多い。
実際、韓国の俳優であれば大学で演技を専門的に学ぶことが、まるで必須条件であるかのようだ。
韓国芸能界に詳しい記者がこう解説している。
「確かに、韓国で俳優をめざす人たちの間では、大学の演劇学科に進む人が多いですね。もちろん、大学で専門的に演技の勉強をするために進学しています」




「もう一つ大きな理由があります。それは、芸能界の中での学閥システムが大いに関係しているのです」
その学閥システムとは?
(ページ2に続く)

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