キム・ユジョンは12歳の時に何を語ったか(第3回)

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感情が爆発するシーンが好き

――「太陽を抱く月」で父親の胸に抱かれて死を迎える場面があります。その場面を見て泣いたという人が多いんですよ。すごく難しい場面だと思いますが、どんな気持ちで撮影に臨んだのですか。
「現場で実際に演技をしようとしたら、本当に悲しくなりました。シナリオを読む時も悲しいとは思いましたが、そこまで感情が強烈だとは感じられなかったのに、現場では感情が爆発したんです。あまりにも没頭したせいか、つらかったです。とても悲しくて涙が止まらなくなりました。本来は泣いてはいけないのに……。それで監督が“撮り直さなければならない。あまり泣いてはいけない”と言いました。押さえたほうがもっと悲しく感じられるから、と。監督の言うことを聞いて、“そのほうがいい。そうしよう”と思ったけど、涙が止まらなかったんです。それで気持ちを整理しようと努力しました」
――本当に難しい演技だったんですね。
「第1話で私の演技が足りなかったのは、その時に私はまだヨヌではなかったからです。第3話や第4話になってもっと感情移入できて、だんだんヨヌになっていったと思います。




死ぬ場面は5話目だったのですが、その時やっとヨヌになれました。とても悲しくて、そのシーンから抜けてくるのに苦労をしました。私はそんな感情を見せるシーン、感情が爆発するシーンがすごく好きです」
(次回に続く)

インタビュー=パク・ミヌ
撮影=シン・ジュヨン

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