「今や兵役は芸能人の墓場ではない」と言い切れる根拠とは?(再読版)

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除隊後の変化

かつては「閉ざされた軍隊」が当たり前で、情報開示がないので入隊したスターの様子は一切わからなかった。
こうなってしまっては、徐々に忘れられてしまうのも仕方がなかった。
そうでなくても、芸能界には新しいスターが次々に誕生してくる。新陳代謝が激しい世界だけに、長いブランクがあると致命傷になってしまう。
こうした事情が重なって、「兵役は芸能人の墓場」という言葉が生まれた。




それだけに、人気スターにとって兵役は恐怖だった。2004年に大物スター(ソン・スンホン、チャン・ヒョク、ハン・ジェソクなど)を巻き込む「兵役のがれ事件」が芸能界で起こったが、違法に手を染めてまで兵役を避けたかったのは、言い伝えられてきた「墓場」というイメージが頭にこびりついていたからだろう。
事件の当事者だったソン・スンホンは心からの謝罪を表明して、最前線で立派に兵役を全うした。除隊後に芸能界に復帰した彼はどうなったか。
人気が凋落するどころか、兵役に行く前より俳優としての評価を高めている。
入隊する以前の彼は、ナイーブで繊細な演技を持ち味にしていたが、除隊後には、男らしくて骨太な演技が多くなって評価が上がった。まさに、兵役を境にイメージの転換に成功したのだ。
(ページ3に続く)

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