韓国のビックリ/追記編13「仏教寺院」

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韓国では、釈迦の誕生日(旧暦の4月8日)は国民の祝日である。仏教の教祖の誕生日が祝日になるくらいだから、韓国の街中にお寺が多いかと思ったら、目立つのは教会ばかりでお寺はほとんど見えない。それはなぜなのか。

写真=植村誠




崇儒抑仏

「あれっ、お寺はどこにあるのかな」
韓国を旅していて、そう思った人はいないだろうか。日本でなら、街の中にお寺がたくさんあるのは見慣れた光景だ。しかし、韓国はそうではない。なぜ、韓国では身近なところにお寺が見えないのか。
朝鮮王朝時代の歴史が関係している。
朝鮮王朝の前の高麗王朝は仏教国家だった。なにしろ、初代王の王建(ワン・ゴン)が遺訓で「仏教を重んじよ」と命じたくらいだ。
おかげで仏教が盛んになったのはいいのだが、寺院が巨大になって力を持ちすぎ、政治に介入したのがいけなかった。
それが、高麗王朝が衰退した原因の1つに挙げられている。




1392年に高麗王朝を滅ぼして建国された朝鮮王朝は、仏教を排斥して儒教を国教にする大転換を行なった。
この政策を「崇儒抑仏」と言う。
(ページ2に続く)

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