韓国の兵役は時代の流れでどう変わったか

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海兵隊は「男の中の男」

韓国人の中で外国の永住権を持っている人は兵役免除になります。2000年以降も、アメリカに住んで永住権を取ることによって韓国の兵役を逃れようという人も結構いました。そういうことを実際に行なった芸能人が非難される出来事もありました。
さらに、2004年にはソン・スンホンやチャン・ヒョクが問題を起こしました。プロ野球選手が徴兵検査の際に、尿に血液を混ぜる方法で兵役を免除してもらおうとした事件があり、その捜査の過程でソン・スンホンやチャン・ヒョクも摘発されたのです。国民から非難され、ソン・スンホンは主演が決まっていたドラマ『悲しき恋歌』を降板し、髪を短くして反省を示しました。さらに、自ら最前線に行って兵役を立派にやり遂げてきたのです。




一方、軍隊の中で「男の中の男」と言われているのが、ヒョンビンが行った海兵隊です。訓練がとても厳しいのですが、そこを出てくると箔が付きますし、就職に有利なので志願者が多いのです。この海兵隊にヒョンビンも志願しました。
彼は、10歳くらい若い人たちと一緒に厳しい訓練をやり遂げました。兵役を終えて除隊したら、筋肉モリモリです。俳優としてのイメージが変わって、むしろ骨太な役柄のオファーが来ました。
ソン・ジュンギも、北朝鮮との軍事境界線のあたりで軍務に励み、除隊したらドラマ『太陽の末裔』の軍人役を得て、大ブレークを果たしました。
誰もが兵役に行きたくないというのが本音でしょうが、行ったことによって芸能人としてのキャリアアップになるということも事実です。(ページ3に続く)

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