新世代のファンが増加
新大久保ではチーズタッカルビの店が大人気となっている。紅白歌合戦にもTWICEが選ばれ、再び韓流の枠が生まれた。
なんと言っても、東方神起の活動再開が大きい。2人は兵役のために2年以上も空白期間を余儀なくされたが、無事に兵役を終え、再び東方神起としてパワフルなステージを日本各地で披露している。
さらには、新世代のK-POPとして防弾少年団やTWICEが人気を集め、若い女性の間で新たな韓流ブームが起こっている。原宿の竹下通りにまで韓流関連のショップができるほどなのだ。
このように、韓流に関する話題がメディアを大いに賑わすようになったが、韓国を訪れる日本人の数は増えていない。日本を訪れる韓国人の数は、記録ラッシュと呼べるほど伸び続けているのとは対照的だ。
これは、明らかに北朝鮮の問題が関わっている。日本から韓国を訪れる人が増えないのは、北朝鮮の挑発行為によって緊張状態が続いているからだ。この問題が解決に向かえば、かつてのように多くの韓流ファンが日本から韓国へ行くことになるだろう。
韓流は、常にエネルギッシュに動いている。K-POPでは次々と新しいスターグループが誕生して、日本の若い女性の熱狂的な声援を浴びている。新大久保ではチーズタッカルビの店だけでなく、新鮮な野菜の提供をメインとした店なども繁盛しており、訪れる人が絶えない。
果たして、韓流は復活したのか?
新世代のファンを加えて、新たな韓流が始まったと言えるのかもしれない。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
康 熙奉(カン ヒボン)
1954年生まれ。両親が済州島出身の在日韓国人二世。韓流雑誌の編集長を長く務め、朝鮮王朝に関する著書も多数。
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