やさしく覚える初級ハングル 第1回・読み方

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ハングルはとても機能的

ハン「たとえば、『神』という漢字は日本語なら音読みではシンで、訓読みでカミ。それ以外には神戸のようにコウと読んだりもする。1つの漢字に読み方が3つもあるけど、韓国語では『神』の漢字はシン(신)と読むだけ。日本語の音読みとまったく同じで、これ一つしか読み方がない。これはほとんどすべての漢字に当てはまる法則。だから、日本人が韓国語を覚えるときはラッキーなのだけど、逆に韓国人が日本語を覚えるときは、漢字の読み方が2つも3つもあるのでみんな苦労する。韓国人が日本語を学ぶより、日本人が韓国語を学ぶほうがはるかに簡単なのだ。総合すると、韓国語を学ぶときは世界で日本人ほど簡単に学べる人たちはいない」
グル「だから、自信を持ってほしいですね」




ハン「ハングルというのは日本語の平仮名に相当するけど、昔の朝鮮半島にはなかった。元々は漢字しか使っていなかったのだ。日本はその漢字に平仮名と片仮名を併用していたけど、朝鮮王朝では漢字しか使っていなかったから、難しくて読めない人も多かった。そこで、15世紀に世宗大王が学者をいっぱい集めて作らせたのがハングルだった。すでに韓国語の発音があり、その韓国語の発音に合わせてハングルを文字化したというわけだ」
グル「表記が漢字しかなかったので新しくハングルを開発したわけですよね」
ハン「学者が理論的に作った文字だから、ハングルはとても機能的。日本人から見たら複雑な記号に思えるかもしれないけども、本当に機能的にできている組み合わせなんだ。その組み合わせさえ覚えれば、非常にわかりやすい言葉だと思う」
グル「そうですね。本当に機能的に作られているので、組み合わせを覚えていけばできると思います。ハングルは、漢字を読めなかった一般の庶民にも広く読めるように開発された文字なんですから。だから、すごく簡単になっています」(ページ3に続く)

やさしく覚える初級ハングル 第2回・リエゾン

やさしく覚える初級ハングル 第3回・あいさつ

やさしく覚える初級ハングル 第4回・呼びかけの言葉

【連載】ヒボン式かんたんハングル1

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