韓国ドラマの根幹をなす「恨(ハン)」とは何か

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宿命として抱えていく

韓国人に「恨」とは何か説明してください、と面と向かって言っても、ほとんどの韓国人は明確には言えないかも。
なぜなら、はっきりと定義づけできる感情ではないからだ。
けれど、ずっと幼い頃からその感情を抱えている。




祖父や祖母から昔のいろんな話を聞いてそれを感じることもあれば、歌や文学を通して「恨」の感情に気づくこともある。いわば、先祖から脈々と受け継いできた民族的感情の最たるものが「恨」なのである。
たとえば、日本人の場合、苦しいときは何か気晴らしが必要だと考えがちだ。気休めでもいいから、何か楽しいことで苦しさをまぎらわそうとする。
でも、韓国人の場合は、苦しいときに気晴らしがあるとそれが終わったときに苦しみがもっとひどくなるから、そういう楽しみだったらないほうがいいと考える。
むしろ、今の苦しみをありのままに受け取って、その苦しみの中に何か意味を見いだそうとする。
あるいは、自分の生活の中で避けることができない苦しみがあれば、それは宿命としてずっと抱えていくしかないと思い、その中に安らぎを見いだそうとする……そうした感情が「恨」なのである。(ページ3に続く)

トンイと争った張禧嬪(チャン・ヒビン)の生涯(前編)
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「朝鮮王朝三大悪女」よりもっと強烈な悪女とは?
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淑嬪崔氏(トンイ)/朝鮮王朝美女物語2
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