韓国ドラマの根幹をなす「恨(ハン)」とは何か

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ドラマはその国の国民性を忠実に反映している。そして、こんなに近い日韓なのに、ドラマの内容はかなり異なっている。その違いを理解すると、それぞれの面白みが見えてくるのだが、韓国ドラマの場合には「恨(ハン)」という感情が重要なキーワードになっている。この「恨」をどのように理解すればよいのだろうか。

チソン主演の『秘密』も「恨」がいっぱいのドラマだった

チソン主演の『秘密』も「恨」がいっぱいのドラマだった

単なる恨みではない

韓国ドラマには、登場人物が感情をストレートに吐き出すシーンが非常に多い。
むしろ、感情を抑えたり言いたいことを言わないでいると、ドラマがつまらないと指摘されてしまう。
日本では感情を出しすぎるとカッコ悪いという面があるが、韓国では逆に感情を出さないと親近感がわかないのだ。




それで、ドラマでも感情的な場面が多くなる。そのほうが、視聴者の共感を得やすいのである。
さらに、韓国ドラマを知るうえでぜひ理解しておきたいのが「恨」の感情だ。この「恨」とは、単なる恨みということではない。「心のどこかにずっと持ち続けている苦しみやもどかしさ」といえるものだ。
この感情は、韓国人なら生まれながらにして理解できるのだが、日本からはわかりづらいに違いない。
逆に、日本には独特な「わび、さび」の世界があるが、これが韓国人に理解しづらい。やはり、その国に生まれないとわからないことが多いのだ。(ページ2に続く)

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