「張禧嬪(チャン・ヒビン)よりトンイが悪女!」と言える3つの根拠

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本当の悪女はどちら?

3つ目の根拠。
張禧嬪の息子は粛宗が亡くなった後、20代王・景宗(キョンジョン)として即位した。しかし、わずか4年で世を去ってしまった。
それによって、景宗の弟だった英祖(ヨンジョ)が21代王として即位した。英祖はまぎれもなくトンイの息子である。
しかし、父親である粛宗とまったく似ていなかったと言われている。景宗のほうは粛宗によく似ていたのだが、英祖はなぜかまったく似ていなかった。
英祖が即位した後に反乱が起きたが、その反乱軍が大義名分にしたのは、英祖が粛宗の子供ではないということだ。




当時はその噂は国中に広まっていた。事実であれば、トンイは粛宗以外の男性と男女関係を結んでいたことになる。その相手としては、トンイの黒幕だった金春沢(キム・チュンテク)の名も取り沙汰されている。
張禧嬪は作られた悪女である。実際、「朝鮮王朝実録」を読む限りにおいて、張禧嬪が悪行をした形跡はない。しかし、女官から王妃になったことで怨まれて様々な悪口を言われたのは事実である。
一方のトンイは、張禧嬪とは逆に悪女と呼ばれたことが一度もない。しかし、「朝鮮王朝実録」を読み、当時の状況を推察すると、張禧嬪よりトンイのほうが悪女だったと明確に思える。
ドラマでは、心の清らかな女性として描かれていたトンイ。果たして、実際はどんな女性だったのだろうか。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

 

康 熙奉(カン ヒボン)
1954年東京生まれ。在日韓国人二世。韓国の歴史・文化と、韓流および日韓関係を描いた著作が多い。特に、朝鮮王朝の読み物シリーズはベストセラーとなった。主な著書は、『知れば知るほど面白い朝鮮王朝の歴史と人物』『朝鮮王朝の歴史はなぜこんなに面白いのか』『日本のコリアをゆく』『徳川幕府はなぜ朝鮮王朝と蜜月を築けたのか』『悪女たちの朝鮮王朝』『宿命の日韓二千年史』『韓流スターと兵役』など。最新刊は『いまの韓国時代劇を楽しむための朝鮮王朝の人物と歴史』

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