東方神起ユンホの故郷「光州」へようこそ!

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出身者は郷土愛がとても強い

光州はまた、1980年5月18日に「光州事件」が起こった都市である。
軍事政権下、民主化を求める勢力が役所を占拠すると、陸軍が投入されて多くの市民が虐殺された。
光州の郊外に犠牲者を慰霊する「5・18墓地」がある。巨大な慰霊塔がひときわ目立っている。事件そのものは、ユンホが生まれる6年前の悲劇だが……。
そういう出来事があった光州だが、結束力が強い土地柄である。




朴槿恵(パク・クネ)大統領の父親の朴正熙(パク・チョンヒ)軍事政権時代、全羅道は経済的に冷遇された。政敵の金大中(キム・デジュン)の故郷であったことも理由の一つだった。
そういう影響で、光州を含めて全羅道はかつて貧しかったが、みんなが助け合って暮らした。そういう意味で、結束力が強い土地だ。
FIFAワールドカップ日韓共催が2002年に光州で開催されたのは、ユンホが16歳のとき。光州ワールドカップ競技場で世界の強豪同士が対戦した。ユンホも地元で行なわれた世界的な大会にワクワクしたことだろう。
いずれにしても、光州出身の人は郷土愛がとても強く、成功すると故郷の発展のために尽力している。その筆頭がユンホである。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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