昔も今も悪女が政治権力を引っ繰り返す

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日本の歴史を振り返って「政治権力を根底から引っ繰り返した悪女は?」と考えても、すぐには名前がパッと出てこない。ほとんどいなかったのではないか。それと比べると、朝鮮半島ではゾロゾロと出てくる。それは昔も今も変わらないのだ。

『朝鮮王朝と現代韓国の悪女列伝 魔性の女の栄華と転落!』(著者/康熙奉〔カン・ヒボン〕 発行/双葉社 価格/1080円)

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未成年の国王が即位したとき

1392年から1910年まで続いた朝鮮王朝は、国王を頂点とする中央集権国家であった。
国王は唯一無二の権力者なのだが、王位に就けるのは男性だけだった。王女には王位継承権がなかったのだ。
しかし、「女性は完全に権力の外に置かれたか」というと、実はそうではなかったのである。




実は、未成年の国王が即位したときには、王族の最長老女性(国王の母か祖母)が代理で政治を仕切ることになっていた。
これを垂簾聴政(すいれんちょうせい)と呼んだ。
実際、王族の最長老女性が政治権力を握ったときには、朝鮮王朝の国政が乱れることが多かった。(ページ2に続く)

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