文定王后とは誰なのか?『オクニョ 運命の女(ひと)』の登場人物(後編)

このエントリーをはてなブックマークに追加

自分の一族で利権を独占

文定王后が代理で政治を仕切っていたとき、朝鮮半島では長い凶作が続き、餓死する人が多かった。しかし、文定王后は政治の責任者でありながら、何の手も打たずに民を見殺しにした。
実際に、何万人も餓死している。それなのに、文定王后は自分の一族で利権を独占して、政治が腐敗した。




自分の私利私欲で政治を牛耳ったという意味で、文定王后ほどひどい統治者はいなかったほどだった。
なお、文定王后は熱心な仏教徒だった。当時の朝鮮王朝は儒教を崇拝して仏教を迫害していた。つまり、文定王后は国の教えに逆らって仏教を信奉していたことになる。
そればかりか、怪しげな僧侶と男女関係にあったと言われている。倫理的にも問題が多い「陰の女帝」であった。(ページ3に続く)

『オクニョ』を10倍楽しむ豆事典1「王の名前」
https://goo.gl/Nd14i6

『オクニョ』が描くのはどんな時代?
https://goo.gl/qh5AVg

鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)は何をした?『オクニョ 運命の女』に登場
https://goo.gl/nsHKgb

尹元衡(ユン・ウォニョン)は何をした?『オクニョ 運命の女』に登場
https://goo.gl/BEcbAo

固定ページ:
1

2

3 4

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る