解説!貞明公主はなぜ大地主になれたのか

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夢のような話

仁穆王后は王族の最長老女性であり、彼女が与えてくれるお墨付きこそが最高の大義名分になった。
それゆえ、仁祖は仁穆王后に尽くす必要があり、その最大の形が仁穆王后の娘に広大な土地を与えることだった。
最終的に貞明公主が所有した土地は、とてつもない広さになった。




たとえば、慶尚道(キョンサンド)に持った土地は5000万坪にのぼると推定されるし、全羅道(チョルラド)でもいくつかの島をそっくり所有していた。
貞明公主は1685年に82歳で亡くなったが、彼女が残した土地のおかげで、貞明公主の子孫たちはとても裕福な暮らしをすることができた。
まさに夢のような話だった。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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