貞明(チョンミョン)公主の生涯10!『華政』(ファジョン)の主人公

このエントリーをはてなブックマークに追加

育てた子供は7男1女

仁祖の即位に貢献した功臣たちによって弁護され、貞明公主は処罰をまぬがれることができた。
しかし、手のひらをひるがえした仁祖に対しては不信感が募った。光海君の統治時代ほどではないが、仁穆王后にとっては、針のむしろに座らされているような日々が続いたのである。




偏屈な仁祖は1649年に世を去り、それ以後の貞明公主は平穏な日々を過ごした。歴代の王が丁重に応対してくれたおかげで、王族の長老女性として自尊心を保って暮らすことができた。
夫の洪柱元(ホン・ジュウォン)との間では、7男1女を育てた。息子たちはそれなりに出世して家門を高めた。
1672年に洪柱元は66歳で亡くなったが、その後も貞明公主は夫を供養しながら穏やかな日々を過ごした。(ページ3に続く)

歴史解説!仁祖(インジョ)と貞明(チョンミョン)公主の確執
https://goo.gl/Imwzll

光海君(クァンヘグン)を追放した仁祖(インジョ)に大義名分はあるのか?
https://goo.gl/q7WhBu

朝鮮王朝おもしろ人物列伝(15代王・光海君編)

固定ページ:
1

2

3 4

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る