『朝鮮王朝実録』は果たして真実を書いているか

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

朝鮮王朝の歴代王の言動を詳しく記した正史の『朝鮮王朝実録』。原文は漢文で、現代の韓国人も読めるようにハングルに翻訳されているが、そのハングル版を毎日100ページずつ読んでも、すべてを読破するのに4年半の歳月がかかると言われている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

どこまで客観的なのか

『朝鮮王朝実録』は文章量があまりに膨大なので、朝鮮王朝の歴史を研究する学者でないかぎり、全編を読み通すのは至難の業ではないだろうか。
その中身はどうなのか。
建前で言うと、『朝鮮王朝実録』はときの王でさえも記述に介入できなかったとされているが、実際には内容が特定の人物の利益に偏っている場合が少なくない。




結局は、対象となった王の支援者がどれだけ執筆に関わっているかで内容もかなり左右されていたと言える。正史とはいえ、どこまで客観的に書かれているか疑問なのだ。(ページ2に続く)

朝鮮王朝おどろき国王列伝1/光海君〔クァンヘグン〕・前編

朝鮮王朝おどろき国王列伝2/光海君〔クァンヘグン〕・後編

朝鮮王朝おどろき国王列伝3/仁祖〔インジョ〕

ページ:

1

2 3

関連記事

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

連載記事「日韓の二千年の歴史」

日本と朝鮮半島の間には長い交流の歴史があります。古代から現代までの二千年の間、果たしてどんな出来事があったのでしょうか。日本各地に残る史跡を訪ねて両国の交流の歴史をたどる連載が「日韓の二千年の歴史」です。改めて過去を振り返ることで見えてくる現実もあります。そういう意味では、二千年の歴史は今の日韓関係を考えるうえでも重要な要素をたくさん持っています。ぜひ連載記事をお読みください。

ページ上部へ戻る