12月8日の午後、チョン・イルが韓国中部の論山(ノンサン)にある陸軍訓練所に入隊した。彼は4週間の新兵訓練を受けたのちに、社会服務要員として兵役を全うすることになる。
事故の後遺症が理由
チョン・イルが社会服務要員の判定を受けたのは、親友のイ・ミンホと同乗した車が2006年8月に事故に巻き込まれたことが原因だった。
その事故とは、飲酒運転の車がセンターラインを越えてきて、彼らが乗った車と正面衝突してしまったのだ。イ・ミンホは全治7カ月の重傷だったが、チョン・イルはさらに危険な状態になった。脳出血を起こし、手首と骨盤に甚大なケガを負った。
幸いに2人は俳優として復帰できたが、事故の後遺症が理由で徴兵検査で社会服務要員の判定を受けている。(ページ2に続く)