夏こそ行きたい!韓国南部の旅8

このエントリーをはてなブックマークに追加
DSCF1364

この鳥カルビは辛かった

様々な屋台が出ている

とにかく、辛かった。辛さをしのぐためにビールをどんどん飲まなければならないなんて……。しまいには辛さに耐えきれず、鳥カルビを半分以上残してしまったが、いわれのない罰ゲームを受けた気分だった。

口の中をヒリヒリさせながら外に出たが、まだ食欲は満たされていない。ちょうど「プデチゲ専門店」の看板が目に入ったので、迷いなくその店に行き、ソーセージ、スパム、キムチなどを煮込んだプデチゲ(部隊鍋)を注文した。鳥カルビとプデチゲは私の大好物だが、まさか一度にハシゴをするとは思わなかった。

さすがに満腹になり、腹ごなしに木浦の繁華街を散歩した。あでやかな店舗が並ぶ通りの真ん中に、様々な屋台が出ている。

とはいっても、酒を飲ませる屋台ではなく、すべてが立ち食い用だった。そんな屋台をのぞきながら歩いていると、腹一杯に食べたのにまた食欲を刺激された。




気のよさそうなアジュンマ(おばさん)がやっている屋台で足を止めて、まずはトッポッキ(甘辛い味をつけた餅)を食べた。アジュンマは小柄だが、ふくよかな体型で声に艶がある。しかも、言葉の最後にかならず笑いが出る。それにつられて、屋台に並べられた串焼きに目が釘付けになった。

長い串に平べったい肉が8個刺してあって1500ウォン(約100円)だった。

一体、なんの肉なのか?

アジュンマは「アンタ、日本から来たんでしょ? なら、口に合わないと思うよ」と決めつけてきた。

そう言われるとよけい食べたくなるのが私の性分。1本取って、串に刺してある肉にかぶりついた。(ページ3に続く)

固定ページ:
1

2

3 4

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る