数えで30代になったチャン・グンソクに贈る言葉

このエントリーをはてなブックマークに追加

堂々たる30代

俳優であれ監督であれ、ドラマや映画に関わる人は、2つの厳しい審判を受ける。1つは視聴率や興行成績という数字であり、もう1つは視聴者や観客の評価である。この2つで満足する結果を同時に得ることはかなり難しい。

過去の例を見ても、多くの失敗の上にわずかな成功が乗っている。とはいえ、それでひるむ俳優や監督は臆病すぎる。虎穴にいらずんば虎児を得ることはできないのだ。そのことは、言われなくてもチャン・グンソクが一番わかっていることだろう。

かつて詩人のリルケは、詩人志望の若者がアドバイスを求めてきたときにこう述べている。




「もしもあなたが書くことを止められたら、死ななければならないかどうか、自分自身に告白してください」

つまり、命をかける覚悟があるのかどうか、ということだ。

男にとって、30代は20代とまったく違う。20代は「試作の時期」でもいいが、30代は「成果の時期」にしなければならない。

人生は長いが、俳優人生はそう長くない。歌手人生はさらに短い。人気という魔物が、多くの俳優と歌手から、その人生を奪ってしまうのである。

そんな人気に惑わされず、自分が一番だと信じる表現手段に命をかける。

チャン・グンソクの堂々たる30代が始まった。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

固定ページ:
1 2

3

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る