『テバク』を選んだチャン・グンソクの成否は?

このエントリーをはてなブックマークに追加
8822

写真=韓国SBS『テバク』公式サイトより

名優たちの存在感

演技がうまい俳優の必須条件に「勘の良さ」がある。

どんなにセリフを頭にしみこませても、どんなに練習を重ねても、勘の悪い俳優は視聴者の肥えた目を納得させることはできない。

逆に、勘のいい俳優は、その持ち味を存分に発揮して視聴者をうならせる。チャン・グンソクの場合も、天性の勘の良さを持っている。特に、表情が極端に変わる場合(喜怒哀楽が激しく変化するとき)の切り替えが見事である。

子役時代からの経験も生きていると思うが、それ以上に大きいのは、生まれ持った表現力だ。




演じたテギルは苦難の中で生き方が縦横に変わっていったが、その変化をチャン・グンソクは的確に演じ分けていた。

その演技力は大いに評価されていい。

ただし、今回の『テバク』を見ていると、チャン・グンソクが目立たないこともしばしばだった。

主役なのに、なぜ目立たなかったのか。

それはやはり、チェ・ミンスやチョン・グァンリョルといった名優たちの存在感が際立っていたからだ。(ページ4に続く)

固定ページ:
1 2

3

4 5

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る