メディアの大見出しを比べてみる
新聞の見出しは、記事を端的に表す象徴的な役割を持っている。
特に、5月11日の韓国メディアのネット版では、ユンホが陸軍の特級戦士に選ばれたという報道があふれたが、その見出しを見ていて「いかに大きなニュースとして扱われているか」がすぐにわかった。
いくつか列挙してみよう。
「アイドルスターの鑑」(『ヘラルドPOP』)
「ユノユンホ、軍の特級戦士に選抜、ネットユーザーは“どこまでも誠実”から“歴代最高のアイドルみたい”」(『世界日報』)
「こんな軍人は初めて、あまりに頼もしい」(『韓国経済TV』)
「ユノユンホ、軍の特級戦士選抜、射撃・精神力・戦闘技量で90点以上を達成」(『スポーツ朝鮮』)
「すべての課目で90点以上達成、歴代最高のアイドル」(『ソウル経済』)
「ユノユンホ、軍の特級戦士に選抜、“大韓民国の息子”凛々しい姿が話題」(『ソウル新聞』)
とりわけ“大韓民国の息子”という見出しに心が動かされた。
それを付けた『ソウル新聞』は韓国でも有名なメディアで、私(康熙奉〔カン・ヒボン〕)も何度か本社に行って記者と懇談したことがある。「紙面は堅実」という印象があり、その『ソウル新聞』がユンホのことを“大韓民国の息子”と称したのには感慨深いものがあった。(ページ2に続く)