主人公は李麟佐?
前半の放送が終わった『テバク』。物語を大きく動かしていたのはチョン・グァンリョルが演じた李麟佐(イ・インジャ)だった。
そのことは韓国の視聴者も強く意識していたようだ。
それは、次のような意見にも表れている。
「チェ・ミンスさんの役割が大きいですね。全体的にストーリーの均衡がしっかり取れています。ところで、李麟佐が主人公のように見えますが……」
「いつも面白く見ていますけど、主人公の場面が少なくなって、李麟佐の場面がとてもたくさん増えていますね」
「李麟佐の計画は、とんでもないですね。身分制廃止までいくというのは、完全に朝鮮王朝自体をひっくり返すことになります。いっそのこと、王族の血筋である李麟佐自身が王座に座ればいいのかも」
他にも、王宮の中の権力闘争に注目する意見も多かった。
「主な内容は王権に関するストーリーのようですね。ただし、テギルを王に擁立するためには、宮中のストーリーを先にしっかり描かないといけません。景宗(キョンジョン)とヨニングンの対立をもう少し詳しく見せるのが良いでしょう。景宗とヨニングン。2人の演技がとてもいいので、物語にさらに惹かれていきます」
異母兄弟である景宗とヨニングンの王位争いも、『テバク』の後半でヒートアップしていくことだろう。
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