対談「最近の韓国はどうなっているか」(康熙奉・慎武宏1)

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最近の選手は公私をしっかり分ける

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康「最近の韓国の20代半ばの人たちを見ていてどうですか?」

慎「スポーツでいえば、昔の選手たちと今の選手たちで一番変わったところはどこかと言うと、いい面でグローバルな視点があるということです。世界を見ているんです。日韓戦をやるにしても、昔だったら『絶対に負けない、勝たなければいけない』というのが強すぎて、勝ったときの喜びも大きいですが、負けたときの恐れもすごく強かったんです」

康「負けたら国に帰れないとか」

慎「ええ。でも、今の選手たちは伝統的な意識はあるのですが、日韓戦に昔ほどの執着はないでしょうね。また、対人関係を言えば、昔の選手のほうが記者やメディアに対して喋らなければいけないんだという意識があったとすれば、今の選手たちは違いますね」




康「愛想がないということですか?」

慎「公私をしっかり分けるというか、そんな感じです。簡単に言うと、昔の選手は取材をすればするほど人間性が見えるから情がわくんですよ」

康「友人関係に近いものが生まれてくるということですね」

慎「友人関係というか情がわいてくるんですよ。今の選手は情がわかないとは言いませんが、意外と淡白なんですよ」

康「ご飯食べたりとかは、あまりしないんですね」

慎「なぜかと言うと、僕はもうオジサンですから、向こうも気が引けるんじゃないですかね」

康「なるほど」

慎「オジサンというかお父さん世代ですから、そういうのはあると思います」

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