日本と違う韓国のビックリ(10)

このエントリーをはてなブックマークに追加

地獄の特訓を乗り越えた

事業に失敗した父親によって、朴セリは最初から富と名声を得る手段として小学校5年からゴルフを始めさせられた。

「毎朝5時に起きて、マンションの15階の階段をダッシュで5回昇り降りしろ。しかも、下りは後ろ向きに降りるんだ。風邪を引いても休むな」

10代前半の少女に父親が命じたトレーニングはあまりに苛酷だった。

だが、「娘がつぶれるか、自分が破産するか」という断崖絶壁に追い込まれていた父親は、親の情をすべて捨て去って娘を鍛えた。




さらに、父親は地元のゴルフ場に娘の素質を売り込んで、無料で練習できる特権をつかむと、1日1000球の打ち込みを朴セリに課した。真冬に、クラブを持つ娘の手のひらが血でにじもうとも、見て見ぬふりをした。

父親は、夜の墓場に朴セリを置き去りにしたこともある。

精神力を鍛えるためだった。

韓国は土葬の国である。墓地も広い敷地が必要なため、ほとんどが山の中腹にある。そんな人里離れた暗闇の中で置き去りにされたら、大人でも恐怖で顔が引きつる。

我が子を谷底に落とすどころか、さらにその谷底に岩を蹴落とすような仕打ちを父親は繰り返した。(ページ3に続く)

日本と違う韓国のビックリ(11)

日本と違う韓国のビックリ(1)

日本と違う韓国のビックリ(12)

日本と違う韓国のビックリ(13)

固定ページ:
1

2

3

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る