超新星ユナク 孤高のリーダーシップ(第2回)

このエントリーをはてなブックマークに追加

これからが本領を発揮!

20140410-ユナク (22)

軍楽隊は陸軍の公式行事で音楽を奏でる楽団で、音楽に熟練した人たちがたくさん応募してくるので、選抜試験は難関である。それに合格するほどだから、やはりユナクの音楽的な才能は特筆すべきものだった。

ただ、軍隊は軍隊である。社会から隔絶した形で軍の独特な組織に従属しなければならない。ユナクも随分と孤独を感じたことだろう。残ったメンバーのことを考えると、いてもたってもいられなかったかもしれない。

そんな日々が1年9カ月も続き、彼は2013年7月24日に除隊した。その日は、除隊した場所の龍仁(ヨンイン)市に2000人あまりのファンが集まり、除隊したユナクを祝福した。

「雨の中、たくさんのファンの方々が来てくださって感謝します」

「メンバーたちにありがとうと伝えたいです。また6人で頑張ります」

こう語って、メンバーとファンに感謝を伝えた。

再び6人になった超新星。グループの結束力がさらに高まり、見事なパフォーマンスを見せてくれた。




しかし、順々に訪れるのが兵役の義務である。二番目に年長のソンジェが2014年8月に兵役に入り、軍務代替制度を利用してソウル地方警察庁の警察広報団で公益勤務を行なっている(社会復帰は今年5月の予定)。

そして、今度は残った4人が同時に入隊することが決まっている。

ソンジェが戻ってくるまでのわずかな期間、ユナクは1人になる。かつては軍隊でたった1人になったが、今度は他の5人が兵役入りして自分だけが一般社会で超新星を1人で守ることになった。

他のメンバーより2、3歳年上ということで、そういう状況になってしまうのだが、1人でいるときこそ、ユナクは不安に打ち勝ってグループのさらなる活動を心に誓っているだろう。

「孤高」とは独りぼっちということではない。1人になっても自分を誇り高く保ち、自分のすべきことを真摯に行なうことを意味している。

ユナクがすべきこととは?

みんなが戻ってきたとき再び6人で結束してグループ活動ができるように準備しておくことに他ならない。これからユナクの「孤高のリーダーシップ」が本領を発揮する。

(文=「ロコレ」編集部)

固定ページ:
1

2

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る