チャン・グンソク主演『テバク』は時代設定が最高!

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その面白い時代とは?

それは、朝鮮王朝の19代王・粛宗(スクチョン)から21代王・英祖(ヨンジョ)に至る時代である。

とにかく、粛宗は女性関係が派手だったこともあり、王家では正室と側室の間で様々な事件が起きている。その中では特に、「朝鮮王朝随一の悪女」と言われる張禧嬪(チャン・ヒビン)と、ドラマ『トンイ』の主人公になった淑嬪崔氏(スクピンチェシ)が有名である。

興味深いのは、チャン・グンソクが演じるテギルとヨ・ジングが扮する英祖が兄弟となっている点だ。英祖は母が淑嬪崔氏で、生まれたのが1694年だが、その前年にわずか2カ月で早世した兄がいた。




その兄が実は早世したのではなく捨てられていたのだ、という設定になっているのかどうか。もしそういう設定なら、捨てられた王子がテギルというイカサマ師になって、やがて国王となった英祖と国家を賭けた大勝負を争うことになるのだろう。こういう展開なら、ドラマは間違いなく面白くなるはずだ。

脚本を担当するのは今年40歳のクォン・スンギュ氏。過去に『ペク・ドンス』と『火の女神ジョンイ』の脚本を書いている。

時代劇というと、大ヒット作は女性脚本家の場合が多いのだが、男性のクォン・スンギュ氏は大がかりなストーリー設定に定評がある。ぜひ、朝鮮王朝で一番ワクワクする時代をさらに面白くする脚本を書いてほしい。

そうなれば、ますます、チャン・グンソクが才気あふれる演技で視聴者を大いに楽しませてくれるだろう。

(文=「ロコレ」編集部)

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